秋鹿純米大吟醸の妹(プティ・スール)になった
秋鹿は大好きな銘柄のひとつで、気温が低くなってくると毎年決まって飲みたくなってくる。濃醇で酸キレッキレの秋鹿は、豚の角煮、牛スジの煮込み、大根の炊いたんなど、味のしっかり染みた、とろっとしたテクスチャーの料理に最高に合う。
今回、関西の知り合いから頂いた秋鹿の純米大吟醸。純米大吟醸なんて自分で買うことがほとんどなくなってしまったので、手を合わせ、床に額をこすりつけてから、有難く頂く。
秋鹿 純米大吟醸 一貫造り
アルコール 16%
米 山田錦(自営田産)
精米歩合 40%
酵母 協会9号(自家培養)
米も酵母も自前。
ラベル一面にヒエログリフが刻まれています。
「山田錦」は様々な理由で最高の酒造好適米とされています。事実そうなのですが山田錦を使えばいい酒ができるというものでもなく、栽培方法によっては、相当のバラツキが有り、品質にかなりの影響を与えます。
蔵を整え、原料を吟味し、技を尽くしきって最後は神に祈る。酒造りを生業とする者が納得のゆく酒を造るには、原料の米作りそのものに関わりたいと願うのは自然の成り行きであり、X X X人(注:欠損により解読できない)の夢でもあります。
幸い当地能勢は最も米作りに適した土地柄であり、昔この「山田錦」を栽培し、灘、伏見に出荷していた実績もあります。当蔵が原料の米作りから一貫して造りあげたこの酒は、夢に挑戦した「蔵人のこだわり」そのものであり、喜びです。ただひとつ残念なのは、能勢の方々に味わって頂けるほどの仕込みが出来ない事です。
強すぎない穏やかな酢エチ香。ボリューム感は控えめ。
大吟醸ということもあり、淡麗で透明度が高いが、じんわりと味が広がる。甘味、苦味など特定の味覚が前に出るということはなく、極めてニュートラル。米の存在感は表にこそ出てこないが、名残りあるいは予感としてこの酒の味の根っこの部分に存在しており、軸のしっかりした印象を受ける。以前飲んだ、青森県十和田市の鳩正宗の低精白酒と方向性は似ているけど、鳩正宗よりも綺麗さが際立っている。
背筋のスッと伸びたような、弦をピンと張ったような、そんな緊張感のはらんだ美しさがある。
マリみての祥子さまやんけ。
タイが曲がっていてよ。
以前、お姉さん銘柄として浦霞を紹介したことがあったが、浦霞はお姉"ちゃん"あるいはお姉"さん"であった。
秋鹿純米大吟醸はお姉"さま"である。そういう気品と芯の強さを兼ね備えている。
信州旅行の土産を飲む② 〜 十六代九郎右衛門の低アルコール原酒山廃
松本市の相澤酒店さんでお酒を見ていたときに思ったのだが、信州のお酒にはラベルが地味なものが多い。いや、悪い意味ではなく。
日本酒でも最近はお洒落な凝ったデザインのラベルも多くなってきたけど、そういうファンシーさとは無縁な、素朴でレトロなラベルが多い気がする。地酒となるとむしろそういうラベルもグッとくる。
そんななかでラベルとデザインがひときわ垢抜けていたのがこれ。ポップで可愛いですね。柄と色合いが、僕が学生のころに持ってたパーカーに少しだけ似ている。
十六代九郎右衛門 低アルコール純米無濾過生原酒
アルコール 13度
米 美山錦(長野県産)
精米歩合 65%
「十三度台九郎右衛門!山廃仕込でがっちりボディ!」
公式がラベルで堂々とロリ巨乳を推しています。期待していいんですね?
香りは酢エチ系。
うん、酸の口当たりがいい。白麹を使っているのかと一瞬思ってしまうような爽やかな酸。微発砲がピチピチ。
13度と言ってもさすがは原酒で、味の密度がとても高い。加水して13度にしたのではこの密度は出ない。熟した紅玉あるいはトマトの果汁を口に含んだような、そんな密度。ボリュームがしっかりとある。
ロリ巨乳とは言っても、適度に筋肉質な印象です。室内ぬくぬくの色白キャラではなく、野外で運動をするのが好きな、少し日焼けした感じの健康的なキャラです。たしかに、公式も「がっちりボディ」と言っているのであって「むっちりボディ」とは言ってない。言い得て妙であります。
低アルコール純米原酒にはこの山廃バージョンだけではなく速醸バージョンもあるそうです。速醸より山廃の方が一般的に酸がしっかりとしているので、速醸はもう少しおっとりボディな感じなんでしょうか。おじさんはとても興味があります。
そういえば数年前にも東京で十六代九郎右衛門の純米だったかを飲んだことがあったけど、派手ではないながらもしっかり美味かったように記憶している。追加調達決定。
信州旅行の土産を飲む① 〜 岩波の土俗感がいい
信州で大量の酒を買ってきたので、悪くならないうちにどんどん飲んでいかなければならない。嬉しい悲鳴ですね。肝臓も悲鳴をあげています。
生酒から飲んでいきます。
岩波酒造(松本市)
岩波 本醸造生原酒
アルコール 19度以上20度未満
精米歩合 70%
溢れるグルコース感。まさに内陸部の旨口。これだけの度数の高さだけど、アルコールのひん辛さはなく、飲みやすさがきちんと保たれている。軽くついた餅のような甘い米の香り。
砂糖と醤油で濃く味付けした料理にどちゃくそ合う。すき焼きなんかいいと思うし、魚だったら鰻の蒲焼き、鯉のうま煮、モロコの甘露煮みたいな、甘辛く味付けした淡水魚がいい。
こういう洒落っ気のない素朴なお酒にグッとくる歳になったものだ。
信州日本酒の旅 その2 〜諏訪〜
松本から下道で1時間ほどで諏訪に入る。山間の数少ない平地にくると町が現れて、地形がエモいなぁと思う(語彙力)。
諏訪に到着。豊かな諏訪湖の周りに町があり、人の営みがあるその光景がとてもエモい(語彙力)。
折しも父からまた連絡が入り、「先週霧ヶ峰に行ったときにお昼を諏訪市のとんかつ屋さんで食べたけど美味しかったよ」との情報が入った。先週諏訪に来とったんかい。
事前に行くと決めていた鰻屋さんに向かう。
古畑さん。
活きがいい鰻を使ってるので、躍動感溢れる写真が撮れましたね。
表面は炭火で焼かれてサックリと、中はペナペナと柔らかくとろけ、脂の甘さが広がる。誇張ではなく、こんなに美味い鰻は久しぶりに食べた。
さて、念願の酒蔵を巡る。
諏訪の中心部に5つの酒蔵がまとまって立地しており、500m圏内ですべてを周ることができる。諏訪五蔵巡りの飲み歩きプランがあるのだが、折しもコロナのためプランが一時中止になっていた。飲み歩きするつもりで事前にヘパリーゼ飲んだんやぞコロナまじ◯ね
幸いなことに7月の途中から限定的にプラン復活してるようです。
まずは、大本命の本金。
入り口すぐ横にある小さい事務所にお邪魔する。事務所にいらっしゃった8代目に勝手に本金と自分との馴れ初めの話を語りつつ、出たばかりの夏酒、雄町の純吟、原材料オール長野県産の美山錦の純吟、からくち太一などを購入。色んな酒を買えて大満足。
お次は真澄でお馴染み、宮坂醸造。私が愛する協会7号酵母の分離元の酒蔵。協会7号によって日本酒の吟醸の世界の最初の扉が開きました。協会7号に足を向けて眠れません。
宮坂醸造の真澄は製造量も多くて全国いろんな店で買うことができるし、輸出も積極的に取り組まれている。さすがは諏訪酒蔵界の雄、立派なショップを構えている。
なんかピンクの人影が映ってしまいました。気持ち悪いですね。
解説が豊富なのでそれを読みながら1時間くらい経過してしまう。
続いて伊東酒造さん。蔵のすぐ目の前の駐車場にお客さんの車が泊まっていたので残念ながら写真を撮れませんでした。横笛が主力銘柄。
麗人酒造。
ここはビールも作ってるんだそうです。アルクマちゃんの缶が目印。香りが立っていて俺好みでした。
舞姫さんの蔵もそうですが、諏訪には古い建物があちこちにあって面白い。
五蔵の中では舞姫さんが最初に試飲を再開していた。ヘパリーゼを飲んできた甲斐がありましたありがとうございます。6種類くらい飲ませていただいた。
チロルチョコのコーヒーヌガーに合う日本酒を商品化していたりして、若い女性醸造家のもとで創意工夫されている。ってかチロル酒買わなかったんだけど、買ってハーゲンダッツのチョコレートと合わせればよかったな。
大満足でそのまま諏訪市内の宿に宿泊。
最終日は高ボッチ高原に行ってボッチの高みを目指そうと思っていたが、産直を巡ってたら時間がなくなったのでそのまま帰路につく。
今回買った酒は23本(たしか)。酒を飲みきった頃にまた来るよ信州。
信州日本酒の旅 その1〜 松本市
長野県は言わずと知れた酒どころで、新潟県に次いで2番目に酒蔵が多い県であるが、よく考えてみたらあまり長野県の酒を飲んだことがなかった。長野県酒造組合のホームページによれば長野県内にある酒蔵は約80。
「約」ってなんなんだろう。長野県が新潟県と係争中の地域があって、そこに立地する酒蔵の帰趨が定まっていないとか、そういう生臭めの話なんだろうか*。
* 2005年に岐阜県中津川市に編入された長野県旧山口村(中山道の宿場町である馬籠宿として有名。島崎藤村の出生地でもある)のことを念頭に置いた発言ではない。組合に所属してない酒蔵もあるということなんでしょうかね。
私にとって長野県の酒といえば、このブログでも既に取り上げた酒ぬのや本金酒造の本金だが、我が愛しの協会7号酵母の発祥蔵である宮坂醸造もある。ということで、この両蔵のある諏訪市に行きつつ、松本にも立ち寄って酒を買ったり蕎麦をすするなどしてきた。6月の話であるが、今更ながら書く。
私の生まれ育ちは岐阜なので、お隣さんである長野県にはたまにドライブとかフルーツ狩りに行ってたし、白樺リゾート池の平ホテルのCMもガンガン放送されていたので馴染みはあるんだけど、県域が広くてどこに何があるのかはよく知らなかった。調べてみたが、だいたい以下のような感じだろうか。
北のエリア→長野市があるエリア。小布施ワイナリーがある小布施町。善光寺。野尻湖。ナウマンゾウ。声優の伊藤かな恵は長野市出身。
東のエリア→上田市があるエリア。軽井沢。真田丸。声優の真田アサミは上田市出身。
西のエリア→松本市。うちの家族が毎年ぶどう狩りに行く塩尻市。信州大学。高ボッチ高原。おねティーの舞台になった木崎湖(今の若い子はおねティーとか知ってるんだろうか)。声優の羽多野渉は朝日村出身。
南のエリア→飯田市。伊那市。今回の目的地のひとつである諏訪市もここ。寒天。霧ヶ峰。尖石遺跡。声優でいうと誰がいるんですか
うん、だいたいわかった。
車を走らせる。車中でずっとゆるキャンのサントラをかけてた。
まずは松本。とりあえず蕎麦をすする。
細いしゃっきりとした蕎麦はいいものですね。
野沢菜の天ぷらが何気に美味い。しょっぱいので酒が欲しくなる。これで天茶漬けとかしてもいい。
その足で相澤酒店さんに向かう。相澤酒店さんはdancyuの日本酒ムックでも紹介されていた。
狭い店内に所狭しと酒が並ぶ。しっかりと長野県の酒で固められた棚。うわついていない。盤石ながっぷり四つ。
買いすぎて何を買ったか忘れてしまったので、また別途個別銘柄のレビュー書きます。
酒屋さんから出ると父から連絡が入った。
信州自信ニキである父から、旧制高校記念館の近くに古くからの喫茶店があるとか、松本城の階段は急だから気をつけなさいとか色んなアドバイスをもらい、電話を切り、そのまま亀田屋酒造店に向かう。
途中でラッピング電車を見かける。鉄道むすめシリーズのひとつなのだろうか。
池田屋酒造店は、アルプス正宗と金蘭亀の世という銘柄がある。10年くらい前に、塩尻の小坂田公園の道の駅に池田屋酒造店さんが来ていて、そこで試飲させてもらった金蘭亀の世の純吟がとても美味しかった。今回は蔵で4,5本購入。またレビューを書く予定。
うち1本は父母へのお土産用に大吟醸を買っていったが、後日、父がもっと辛口の方が良かったと言っていたと母から聞いた。大吟醸返せ。
亀田屋酒造店さんのすぐ近くに大信州酒造さんがあり、是非行きたかったのだが時間の関係で叶わなかった。大信州は最近スパークリングでも評判高いし、また行ってみたい。
夜は美ヶ原温泉の旅館すぎもとに宿泊。
すぎもとさんには、店主が旅館に顔を出してる時だけ店主が打った蕎麦を食べられるという店主ガチャがあり、見事ガチャを引き当て蕎麦を啜ることができた。歯切れのよい美味い蕎麦であった。
松本に一泊したのち、念願の諏訪に向かう。つづく。
渡辺酒造店のW
近所に日本酒がよく置いてある酒屋があって、店主のおっちゃんがお薦めしたそうにこちらを見ていたので話しかけてみた。そのとき薦められたのが渡辺酒造店(岐阜県飛騨市)のWという酒である。
渡辺酒造店は地元では「蓬莱」の銘柄でお馴染みで、飛騨地方の古川町(現在は飛騨市)の古い町並みの中に酒蔵を構えている。
このWは、全国でも十幾つの特約店でしか扱っていない。いろんな酒米を使っておりシリーズ化しているが、どれも無濾過生原酒(たぶん)。
アルコール17度
亀の尾 精米歩合50%
アルコール17度
ボトルにどうしても顔が反射するので黒く塗りつぶした。黒ボトルくんさぁ…
「最近飲んだ酒のなかで一番エロティックですよ」と店内で大声で語る酒屋の店主。隣に妻がいたので「どういう方向でのエロなんですか?」と聞き返すことができず残念だったが、飲んでみるとその意味がよくわかる。南国の果実のようなボリュームのある香り、原酒であることによる味の密度の高さ、とろりとしたテクスチャー、抵抗感なく滑らかな喉越し、長い余韻。シェリーを彷彿とさせる。
端正な山田錦に対して亀の尾はダイナミックな印象。他の酒米も飲み比べると面白そう。あと、特に山田錦のほうはハーゲンダッツによく合う。
ところで、渡辺酒造店のホームページ見に行ったら、あの映画に出てくる口噛み酒風の酒がまだ売っていた。誰か買ってみて下さい。
愛用している酒器について - 玉川堂の鎚起銅器
日本酒そのものの記事を書いてきたけど、そろそろ酒器についても書いてみたい。
器については完全な素人で、のめり込んでいるというほどでもないのだが、気に入った酒器が見つけるたびにちょこちょこ買っている(お猪口なだけに)。
猪口・ぐい呑・片口など合わせて10数脚程度持っているだろうか。そしてそのうちの9割が、新潟県燕市の玉川堂(ぎょくせんどう)さんの鎚起銅器(ついきどうき)の酒器である。
鎚起銅器とは、一枚の銅板を叩いて延ばして器に整形していく伝統技法である。
木槌で叩いた痕がそのまま模様と風合いを形成する。
4年ほど前、越後湯沢のほうへ旅行に行った際に、食器やカトラリーが売られているショップで一目惚れして購入。以来、玉川堂さんがすっかり好きになってしまい、酒器を少しづつ買い集めている。
銅は鍋やフライパンの素材にも使われ、その熱伝導率の高さから愛用する人も多いが、熱伝導率の高さは酒器にしたときにも大きな利点として働いている。冷酒を注げば器も冷たくなり、ぬる燗を注げば器も温かくなる。朱に交わって赤くなる銅。かわいい。
新潟県の燕三条という地域は金属加工業が盛んで、燕市は金属食器・カトラリー類の製造、三条市は刃物をはじめとした鍛造業が有名。江戸時代、信濃川の氾濫に悩まされていた農民のため、城主が和釘の職人を招き、農民の副業として鍛冶を奨励したのがルーツ。なんで和釘かというと、江戸で火事がバンバン起こるので、町の再建のたびに和釘の需要が大量に発生したため。しかも信濃川流域の河川網を活用できることも物流上有利に働いた。
江戸時代・元禄の頃には銅山が開鉱され銅の生産が始まるとともに、明和には奥州の銅器職人により鎚起金工技術が伝えられた。
なんやかやあって今に至り、私はその銅器で酒を飲ませていただいておりますありがとうございます。
(↓出典。何気に面白い。地域史のエモさを感じる)
ここからは、私の美杯たちをひたすら紹介したい。
青地・金ちらし。
初めて買ったのがこのぐい呑。雪解け水流れる早春の深い信濃川の水底に、きらきらと月の光が注ぎ込んでいるような美しさである。
金が勢いよくあしらわれたぐい呑に対し、片口の思慮深い佇まいが対照的で面白い。
とんぼ。
彫りはかなり高度な技術で、熟練の職人さんしかできないらしい。呑気な顔でかわいい。
平形。
こちらはスタイリッシュな仕上がり。波があしらってあるものと、そうでないもの。シンプルながら存在感がある。この均等な木槌の跡を見て。
酒器ではないが、一輪挿しの花器。
器自体に華やかさがあるのに、どんな花にも馴染み、決して邪魔しない。花を挿したかったけど手元になかったので、偶然家にあった稲穂を挿してみた。全然合ってるじゃないか。
上から見ると、少し草間彌生みがある。
朴訥とした渋いぐい呑。
実はこれは自作である。(職人さんに9割くらい手伝ってもらったけど)
燕三条では毎年10月に『工場(こうば)の祭典』というイベントをやっており、このエリアのモノづくりの工場を見学したり体験させてもらえたりする。包丁をテッカンテッカン叩いてるところを間近で見られたりするので、調理器具好きとしてテンションがめちゃめちゃ上がる。
玉川堂さんでもこのイベントの時期にぐい呑製作体験をやっており、倍率3〜4倍の抽選を見事勝ち抜き、いそいそと新潟へと飛んだのだった。
抽選をどうしても勝ち抜きたかったので、私と玉川堂さんの酒器との出会い、銀座の店舗でぐい呑を追加購入したこと、製作体験の前年には初めて燕三条の玉川堂さんの本店を訪れたことなどを、オタクらしい長文にしたためて応募した。製作体験当日、受付のときに玉川堂さんの方が参加者一覧表で来た人をチェックしていたのだが、その表の右端に備考欄があり、私の備考欄には上述のオタク長文がなぜか全文載っており、参加者の中で1人だけエクセル数行分のスペースを使っていた。さすがに恥ずかしかった。
玉川堂さんは東京の拠点は、もともと青山にあり、その後銀座(GINZA SIX)にもできたのだが、昨年11月、青山店は閉店してしまったようだ。
店に行くと懇切丁寧にいろいろ説明してくださるので、是非行って実物を手に取って見てほしい。
燕三条エリアはラーメンも旨いし、道具好きの人には超絶楽しいところなので、是非遊びに行ってみて下さい。