信州日本酒の旅 その2 〜諏訪〜
松本から下道で1時間ほどで諏訪に入る。山間の数少ない平地にくると町が現れて、地形がエモいなぁと思う(語彙力)。
諏訪に到着。豊かな諏訪湖の周りに町があり、人の営みがあるその光景がとてもエモい(語彙力)。
折しも父からまた連絡が入り、「先週霧ヶ峰に行ったときにお昼を諏訪市のとんかつ屋さんで食べたけど美味しかったよ」との情報が入った。先週諏訪に来とったんかい。
事前に行くと決めていた鰻屋さんに向かう。
古畑さん。
活きがいい鰻を使ってるので、躍動感溢れる写真が撮れましたね。
表面は炭火で焼かれてサックリと、中はペナペナと柔らかくとろけ、脂の甘さが広がる。誇張ではなく、こんなに美味い鰻は久しぶりに食べた。
さて、念願の酒蔵を巡る。
諏訪の中心部に5つの酒蔵がまとまって立地しており、500m圏内ですべてを周ることができる。諏訪五蔵巡りの飲み歩きプランがあるのだが、折しもコロナのためプランが一時中止になっていた。飲み歩きするつもりで事前にヘパリーゼ飲んだんやぞコロナまじ◯ね
幸いなことに7月の途中から限定的にプラン復活してるようです。
まずは、大本命の本金。
入り口すぐ横にある小さい事務所にお邪魔する。事務所にいらっしゃった8代目に勝手に本金と自分との馴れ初めの話を語りつつ、出たばかりの夏酒、雄町の純吟、原材料オール長野県産の美山錦の純吟、からくち太一などを購入。色んな酒を買えて大満足。
お次は真澄でお馴染み、宮坂醸造。私が愛する協会7号酵母の分離元の酒蔵。協会7号によって日本酒の吟醸の世界の最初の扉が開きました。協会7号に足を向けて眠れません。
宮坂醸造の真澄は製造量も多くて全国いろんな店で買うことができるし、輸出も積極的に取り組まれている。さすがは諏訪酒蔵界の雄、立派なショップを構えている。
なんかピンクの人影が映ってしまいました。気持ち悪いですね。
解説が豊富なのでそれを読みながら1時間くらい経過してしまう。
続いて伊東酒造さん。蔵のすぐ目の前の駐車場にお客さんの車が泊まっていたので残念ながら写真を撮れませんでした。横笛が主力銘柄。
麗人酒造。
ここはビールも作ってるんだそうです。アルクマちゃんの缶が目印。香りが立っていて俺好みでした。
舞姫さんの蔵もそうですが、諏訪には古い建物があちこちにあって面白い。
五蔵の中では舞姫さんが最初に試飲を再開していた。ヘパリーゼを飲んできた甲斐がありましたありがとうございます。6種類くらい飲ませていただいた。
チロルチョコのコーヒーヌガーに合う日本酒を商品化していたりして、若い女性醸造家のもとで創意工夫されている。ってかチロル酒買わなかったんだけど、買ってハーゲンダッツのチョコレートと合わせればよかったな。
大満足でそのまま諏訪市内の宿に宿泊。
最終日は高ボッチ高原に行ってボッチの高みを目指そうと思っていたが、産直を巡ってたら時間がなくなったのでそのまま帰路につく。
今回買った酒は23本(たしか)。酒を飲みきった頃にまた来るよ信州。