本金の純米吟醸 雄町のボリューム感がちょうどいい
とっくの昔に飲み干してしまったけど、まだレビューしてないことに気づいたので慌てて書く。先日は白麹の夏酒をいただいたが、今回は雄町。本金の雄町は今回初めて飲む。
前回の夏酒の記事はこちら
本金 純米吟醸 雄町
アルコール 16〜17度
精米歩合 55%
岡山県産雄町
以前飲んだ美山錦よりも香りのボリュームがふくよか。草や瓜科の野菜を思わせる本金共通の清涼感のある香りに、つきたての餅のような柔らかい香りをプラスした感じ。
舌触りは極めて滑らか。遠浅の海岸の波のように、ゆっくり味が広がっていって、ゆっくり味が消えていくシークエンスに心が穏やかになる。雄町って個性が強いからもっと爆発力のある使い方もできるのだろうけど、僕はこういうなだらかなテンションの雄町の酒に惹かれます。
イメージとしては「着痩せするタイプなのでパッと見ではそこまで大きいように見えないけどDカップ」です。ちなみに本金美山錦はB寄りのCです。現場からは以上です。